総合システム工学科の、高城教授の研究室に
お邪魔してきました。
以前、北九州で開催された展示会にて、
当社も大分県内の他社と共同出展していたのですが、
そこで展示を見ていた高城教授に
「ちいさな発電所」の低コストっぷりが見初められ、
50wキットを一台ご購入いただきました。
今回は、2台目のご注文です。
以前に納品した「ちいさな発電所」の機械部。さらにカスタマイズされグレードアップしています。 |
小水力発電などの研究をされています。
小水力で発電した電気を、「ちいさな発電所」を使って蓄電するには
カスタマイズが必要だそうで、
前回納品したものは、上の写真のようになっていました。
太陽光と水力の切り替えスイッチが付いていて、
両方どちらの発電機でも使えるようになっています。
教授の部屋の奥に、気になるものを発見。
「あれは・・・」
「ああ、これで発電するんですよ」
エアロバイクに発電機を取り付け、電気を作る装置。
子供向けのエコイベントなどに持っていくと人気なんだそうです。
どれどれ、と、社長もこがせていただく。
けっこう軽い。
「・・・これ、欲しい。」
健康のために、以前はよくエアロバイクをこいでいた社長ですが、
あのエネルギーを何かに使わないともったいないですよね。
一時間で100Wは発電できるそうです。
太陽光と併用して、蓄電するのもいいかもしれません。
実用化されないかな~。
このエアロバイクについている発電機は市販のものですが、
教授は同じタイプで、効率よく、
しかも連結できる形のものを自作されていました。
研究室の中には
発電機の試作品や、いろいろな部品がたくさん置いてあります。
小水力発電の水車は、アルミ製がコストも安く加工も簡単ですが、
昔ながらの木製水車も、動きが安定していて完成度が高いそうです。
ただ、「水車専用大工」さんに頼むので、お高くついてしまうようで。
教授曰く
「一度にどれだけたくさん発電できるか、とか、
そういうのは目指していない。
蓄電すればいいんですから。」
その点、水資源の豊かな日本で、
しかも少ない水量でも発電できる、小水力発電は
まだまだ可能性が広がっていますね。